中小企業診断士としての歩み
弊社代表はサラリーマン時代、自動車部品関係の調達部門を長く経験しました。 配属当初、図面が頻繁に回ってくるのに読み方に戸惑い、図面記号の意味を勉強することが中小企業診断士の資格を目指すきっかけとなりました。
中小企業への想い
中小企業診断士の勉強をし始めるとその内容の面白さにどハマりしました。また、勉強仲間との交流も非常に刺激となりました。 中小企業診断士の資格を取得してからは、世の中の中小企業の発展を後押しし、ひいては日本の経済発展の一翼を担おうと志を高く持ちました。 しかしながら、大企業にいると下請け企業に対してコストリダクション(納入価格の低減)要請が主な任務となり、中小企業の発展とは逆方向のことをしていることに疑問を持ちながら働いておりました。 そうこうしているうちに、生産工場の再編や部門ごと競合他社に売却されるようなことが身近に起き、入社同期の壮行会などの幹事をしました。 すると自らの部門も競合他社へ売り飛ばされることになり、壮行会の開催時にはホストがゲストになっていたという笑うに笑えない経験もしました。 買収される側の立場の弱さも経験しましたが、組織が違えば企業文化も違い、組織運営の方法や、そもそも仕組みも全く違うことがわかり、なかなか得ることのできない貴重な学びとなりました。
60歳定年後の新たな挑戦
60歳の定年時、雇用延長する方が多い中、スパッと退職し、本当に中小企業の味方になってその発展を後押しすることとしました。 サラリーマン時代に調達部門を経験したので、大企業の調達部門が何を考えているかが手を取るようにわかります。 そこで主に製造業で親事業者に対して価格改定(値上げ)ができていない下請け事業者に対して、手取り足取りサポートをしています。
価格改定支援
親事業者への適正な価格改定提案をサポート
補助金活用
各種補助金制度の活用支援
事業計画作成
公的補助金申請に必要な計画書作成
価格改定への取り組み
価格改定の相談を受けるようになってから気がついたことは、中小企業の経営者の中には親事業者に対して価格改定(値上げ)申請すらできないと考えている人もいるということです。 調達の立場からすると、価格改定の相談があれば応じますが、なければこちらからは手を指し伸ばすことはしません。 少しでも環境の変化があり、価格に影響する場合は都度お客さまへは打ち上げるべきです。
現在のように毎年10月1日から各都道府県の最低時給が変わる場合は、自動的に納入価格も変更分が反映される仕組みを構築しておくことは必須です。 原材料価格の値上げや水道光熱費の値上げ、人件費の値上げなどで製造コストの上昇がお客さまへの納入価格に転嫁できずにお困りの場合は是非ご相談ください。 また、資金調達にお困りの中小企業さまも是非ご相談ください。
補助金活用支援
公的補助金の活用や、日本政策金融公庫さまの融資に必要な事業計画書の作成のサポートをさせていただきます。
特に補助金は要件次第では1/2から2/3の返済の必要がない資金の補助を受けることができます。
ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金など国の補助金から各地方自治体が独自に設けている補助金まで含めると数千種類もあるといわれています。 この補助金制度は知る人ぞ知る制度ですので、全ての中小企業に是非この制度を知っていただき、有効活用していただきたいと思います。 こちらの補助金制度の活用についても是非ご相談ください。